防犯ブログ
- 犯罪手口
2007年01月23日
百貨店より高級ワイン6本盗み、ネットオークションで販売。
最近、泥棒は盗品を換金するのに「ネットオークション」を利用することがよくあります。
今回逮捕された窃盗犯はそのネットオークションが元で逮捕されました。
男(46)は、昨年8月11〜13日にかけ、生駒市内の百貨店の和洋酒売り場から、高級ボトルワイン6本、計約41万円相当を盗みました。
盗品のワインを知人の女(58)に譲り渡し、女がインターネットオークションに出品。
ここまでは「顔を見せず換金できる」というIT技術を駆使した最近の犯罪特徴どおりでした。
ところが、ネットオークションを生駒市内の百貨店従業員が見て、出店されているワインに気が付きました。
不審に思った百貨店従業員がワイン2本を8万2000円で落札し、品番を確認したところ、盗まれたものと判明。
県警に通報した結果、犯人逮捕につながりました。
オークションに出店していた女は昨年9月、盗品等有償譲り受けの疑いで書類送検されているということですから、窃盗犯の一味であると思われます。
パソコンや家電商品、洋服、農作物など盗品をネットオークションで売りさばく・・というのが最近の盗品現金化の傾向です。
パソコンや家電商品や洋服は中古でも販売可能ですし、写真だけですので今回のように盗品だと発覚することは稀ではないでしょうか。
今回のワインはよっぽど入荷数の少ない高級ワインだったのでしょうか?なかなか今回のように特定できるというケースは稀です。
先日は車が盗まれオークションにかけられていましたが、車の中のカーアクセサリーに見覚えがあったので、盗品だと気付き持ち主の手元に戻ったという話がありました。
やはり悪いことはできない・・ということですよね。