防犯ブログ
- 侵入手口
2007年02月13日
院長室に患者を装って侵入。120件 2070万円の被害。
病院の院長室ばかりを侵入し、窃盗を繰り返していた男。
男は06年9月30日午前11時半ごろ、宇都宮市屋板町の総合病院で、1階院長室に侵入し、机の引き出しにあった現金約60万円を盗んだようです。
警察では02〜06年、北海道から富山県までの1都1道13県の病院で、同様の窃盗を繰り返したとみており、被害総額は約2070万円(現金約1465万円)に上ります。
「院長は午前中、診察で不在が多く、患者も多いため受付前を通っても99%見つからなかった」と供述しているとのことです。
泥棒にとっては、「人目につかない」ということは犯罪のしやすいポイントです。
病院は絶えず人目がありそうでありながら皆大変忙しくしており、どんな時間帯でも人と出くわしても「患者か患者の家族」と思われてしまうためあまり不審に思われません。
この泥棒は、患者を装っていたようです。
院長室、事務室、薬品室、新生児室などが防犯対策の必要な箇所です。