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  • 金属盗難
2007年02月21日 半鐘の盗難が相次ぐ 茨城、栃木県

茨城、栃木県内の火の見やぐらなどにつるされた半鐘の盗難が相次いでいます。

 茨城県では20日、新たに9個盗まれていたことがわかり、栃木県と合わせた被害は計35個。
両県警は連続窃盗事件として捜査、消防団などは半鐘を取り外したり、ワイヤを取り付けるなどの対策に追われています。金属の価格高騰を背景にした転売目的の犯行とみられています。

 茨城県では結城市やつくば市など、県南西部を中心に8市で計24個、県境を接する栃木県小山市、野木町、藤岡町でも計11個が盗まれた。大半が消防団や自治会などが管理する郊外の火の見やぐらにつるされていた青銅製の半鐘で、被害額は茨城分が約280万円、栃木分が約180万円。

まさか半鐘が盗まれるとは、今まで誰も思っていなかったことから、ニュースなどで知って確認したら盗まれていたというのが多く、いつ盗まれたかも特定できないケースも多いようです。
もはや、「どんなものでも盗まれる時代」と考えた方がいいと思います。

被害事例/
・消防小屋の軒下の軒げたに下げてあった青銅製の半鐘(重さ約20キロ、約15万円相当)が昨年12月下旬から今年1月下旬ごろの間に盗まれた。1月下旬に地区住民がなくなっているのに気づいたが、だれかが取り外したのだろうと思っていたという。調べたところ半鐘を取り付けてある太い針金が切断されていた

・非鉄金属買い取り業者が昨年10月12日に青銅製の半鐘(重さ約30キロ、約6万円相当)を買い取り、敷地内のプレハブ倉庫に保管していたが、19日午前10時ごろに盗まれているのに気づいた。倉庫は無施錠だった。

・結城市小田林の市消防団第6分団詰め所に隣接する火の見やぐらに設置されていた鉄製(重さ約5キロ)と青銅製(重さ約20キロ)の半鐘2つが盗まれていたことが判明した。被害額は計約18万円。分団近くの住民が新聞報道を受けて確認したところ盗難が判明。

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