防犯ブログ
- 泥棒小話
2007年02月22日
どうしてもパチンコをしたかった・・・
20日、静岡県浜松市のパチンコ店で、バッグを盗んだ介護職員の女(56)が窃盗容疑で逮捕されました。
バッグを盗んだ後、バッグの中の出玉シートを玉に換えてパチンコをするために店に舞い戻り、そのまま“御用”になりました。
「どうしてもパチンコをしたかった・・・」と供述しているようです。
20日午後2時ごろ、浜松市中瀬のパチンコ店で、市内の無職女性(71)の手提げバッグを盗み、一旦店外へ出た後、財布から現金6万8千円と出玉4400発分のレシートを抜いてバッグを捨て、約6時間後に再び来店しました。
玉に換えようと、パチンコ店の女性店員にレシートを差し出したところ、印字してあった日時などから盗まれた物と見破られたようです。
容疑者は店の常連で、浜北署員は「レシートを出さなければ、こんなに早く捕まらなかっただろうに」と話しています。
パチンコをよくする私の友人曰く、「1回のパチンコで<勝とう>と思ったら、最低現金5万は必要!」と。
相当の現金を持ってパチンコ店に訪れる人がいるようです。
泥棒にとってはパチンコ店は狙い目で、店だけでなく、店に訪れたお客さんの持ち物や財布なども営業中の盗難被害として多いかもしれません。
皆パチンコに熱中しているので簡単に盗めるのでしょうか。
カメラシステムで録画するのはもちろんのこと、いくつかのモニターで店内に映像を映すなどすれば、犯罪を防ぐ抑止力として効果的に働くのではないでしょうか。
「パチンコをしたかった」という単純な動機による犯罪ですが、ギャンブルにはまっている人が最後に陥ってしまう悲惨な末路を象徴するかのような事件です。