防犯ブログ
- 金属盗難
2007年02月23日
鉄板1.8トン盗まれる。クレーン車を勝手に使用しての犯行
全国で銅や鉄製品が盗まれる被害が多発しています。
・17日静岡県富士川第一発電所で、廃材置き場にあった長さ1・5メートル、直径13センチ、重さ10キロの銅線8本(計1万4000円相当)(発電所のコイルとして使用していたもの)
・16日長崎県唐津市鎮西町申浦の海岸に設置してあったステンレス製の防潮扉3枚。扉は幅1メートル高さ80センチのものが2枚、幅3メートル高さ90センチのものが1枚。設置場所は約600メートルの範囲内という。被害額は計約170万円。
・茨城県内では常総、つくば、筑西市で半鐘が盗まれる事件が相次いでいます。
そして愛知県津島市莪原町の運送業の敷地内で、保管していていた鉄板(縦約6メートル、横約1.5メートル)約100枚(被害額約1900万円)が盗まれていたことが22日、分かました。
鉄板1枚約1.8トンで被害に遭った総重量は約180トンで、大型車が作業現場を通行する際に使用するもので、屋外の敷地に山積みされていました。
19日午前8時から20日午後8時までの間に、敷地内に止めてあった同社のクレーン車が勝手に使われた形跡があり、この間に、被害に遭ったとみられます。
いままで誰も価値があるものと考えていなかった鉄・銅製品や線材などが盗まれている・・・。
ほんとうに時代をそのまま反映した犯罪だと思われます。
「現金は置いていない」だから安全・・と誰もが考えていた場所で犯罪が多発しているのです。
「昨日の常識は今日の非常識」
盗まれるモノ、手口など
それぐらい犯罪の世界でもめまぐるしく変化があります。
セキュリティシステムを設計、施工、販売する側も日々犯罪状況を把握して対応していかなければならないと、改めて感じます。