防犯ブログ
- 侵入手口
2007年03月08日
「窃盗」のち「殺人」
埼玉県本庄市で、先月21日、田端武司さん(69)と妻のフミ子さん(67)が殺害された事件で、別の窃盗容疑で、以前近くに住んでいた元運送業の男(61)が逮捕されました。
男は夫婦に借金したことがあり、小玉署捜査本部の調べに、夫婦殺害についても犯行をほのめかす供述をしているようです。
男は2月15日ごろ、田端さん方近くの民家から財布と現金約1万円を盗んだ疑いです。窃盗容疑については容疑を認めているようです。
男は田端さん夫婦と顔見知りで、約3年前まで田端さん方の1軒離れた隣に住んでいました。
引っ越してからも田端さん方の近所を訪れ、付近の住民に借金を頼むことがあったようです。
金銭がらみのトラブルかもしれませんが、お金を借りていた人を平気で殺す。
最近、外国人による凶悪犯罪がよく取り上げられますが、日本人による窃盗目的の殺人事件というのも非常に多いと感じます。
先日東京で発生した殺人事件でも、お金に何不自由していない大学生が、窃盗(こづかい)目的で近所の老夫婦の家に侵入し、寝ている二人を襲い殺害しています。
見つかった! ばれる! 捕まる! そんなふうに考え、そのまま人を殺してしまうのでしょうか?
あまりにも衝動的で、計画性がない犯罪が増えています。