防犯ブログ
- 犯罪手口
2007年04月02日
ATMごと盗んだのに現金3500万円取れずに入ったまま放置
3月30日午前2時10分ごろ、群馬県渋川市北橘町真壁の渋川市役所北橘総合支所敷地内に設置された群馬銀行の現金自動預払機(ATM)の警備装置が作動しました。
警備会社の110番で県警渋川署員が駆け付けたところ、現金約3500万円の入ったATMが機械ごと盗まれているのを発見しました。
ところが、その後、現場から東に2キロ離れた同県富士見村の建設現場に放置されたトラックの荷台に、盗まれたATMが発見されました。なんと現金は中に入ったまま放置されていました。
ATMは壊された跡がありましたが現金を取り出せず、途中であきらめて放置したものと思われます。
ATMをそのまま持ち去るためには、大型の重機やトラックが必要となります。
数名の窃盗団であたったにも係わらず、現金を持ち出せずそのままみすみす放置した・・・。
ATMを破壊している途中で警察のパトカーの音などが聞こえてきたのでしょうか?それとも誰かに出くわしそうになったのか?
犯人たちの「ちぇ!!」といった舌打ちの声が聞こえてきそうな気がします。