防犯ブログ
- 犯罪情勢
2007年04月12日
日本は強盗やりやすい
資産家宅に侵入し、現金や指輪を奪ったなどとして、警視庁は12日までに、強盗傷害などの疑いで、韓国籍の住所不定の男(46)ら2人を再逮捕しました。
男は、「韓国人4人で強盗をした」と供述しています。
すでに帰国した別の首謀格の男(41)ら2人の逮捕状を取り、引渡しを求めています。
調べによると、4人は3月11日午前8時前、東京都中野区の無職女性(85)宅の車庫に隠れて待ち伏せし、出勤しようと外に出た長男(52)の顔などを殴った上、女性ののどに包丁を当てて現金約10万円や指輪など32点(計約40万円)を奪った疑いです。
長男は頭の骨を折るなど重傷です。
逮捕された2人は「日本は強盗がやりやすいと(帰国した首謀格の男から)聞いていた。4人は刑務所仲間だ」と話しているようです。
外国から見ると、日本は犯罪が少なく、安全な国と考えられています。
確かに、私たちの身の回りで、実際に犯罪に巻き込まれたという話を聞くことはまれだと思います。
自分が被害に遭うかもしれないと真剣に考えている人はまだまだ少ないはずです。
しかし、強盗がやりやすい=安全ではありません。
単に国民全体の防犯意識が低く、強盗が成功する可能性が高いと思われているだけです。
容易に侵入することができ、捕まる可能性も低いと思われているのでしょう。
日本の警察は優秀で、検挙率も高いと言われた時代はどこに行ってしまったのでしょうか。
「日本は強盗やりやすい」と、今まさに海外から犯罪者達が日本を狙っているかもしれません。
侵入警戒システムや防犯監視カメラシステムの設置など、「ハード」の部分だけではなく、一人一人の防犯意識を高めるなど「ソフト」の部分においても改善していかなければなりません。