防犯ブログ

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2007年04月13日 ひったくり犯の心境

3月15日に福岡県警に逮捕された、定時制高校の男子生徒。
ひったくりを繰り返したとして窃盗の疑いで逮捕されましたが、31件(約370万円)の被害が確認され、そのうち裏づけの取れた4件(約312万円)について送検されました。

被害の中で一番高額だったのは、昨年12月に67歳の女性から奪った現金入りのバッグ。中の現金はなんと300万でした。被害に遭ったこの女性は、せっかく貯めたへそくりが外出中に盗まれないよう持ち歩いていたようです。
でもさすがにこの男子生徒も罪の意識があったのか(?)、奪った現金の一部を家族に「宝くじが当たったから」などと説明。同居している祖母に50万円、両親に30万円ずつ、別居している姉2人には15万円づつを渡していたそうです。

ひったくり犯の多くは、「狩場」で「獲物」を狩猟するという認識でいるようです。
どんなタイプの「獲物」が成功しやすいか、「狩場」はどこがいいか、など熱心に研究しているようです。
そして実際に「狩り」を行い、獲物を手にした時の喜びが忘れられず、何度も繰り返すケースがほとんどのようです。

ひったくりの被害に遭いにくいようにするためには、
 ◎かばんを道路と逆側に持つ
 ◎ハンドバッグは抱えるように、ショルダーバッグはたすき掛けにする
 ◎自転車のカゴにかばんを入れる際には防犯ネットを活用する

などの自己防衛も必要になってきます。
特にひったくりが多発している地域では注意を促すための看板などが掲げられていることがあります。そのような場所を通る場合は、充分な注意が必要です。

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