防犯ブログ

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2007年04月20日 新手の“振り込め詐欺”にご注意

人の心につけ入る詐欺行為。数年前にあった『おれおれ詐欺』に始まり、手口は実に多様化しています。警察庁でも手口の多様化を受けて『振り込め詐欺』という新しい呼び名をつけたほど、その被害は拡大しました。
最近はあまりこの詐欺の話題を聞かなかったように思いますが、気になる記事を見つけたのでご紹介します。

 子どもや孫の名前を名乗って電話をかけ、「携帯電話が壊れた(電話番号を変えた)ので新しい電話番号を登録して」と、携帯電話の登録内容を変更させてから現金をだましとろうとする新たな振り込め詐欺の報告が、18日までに鳥取県米子署にありました。現金を要求する際に、携帯電話の画面に子どもの名前を表示させて本物だと思い込ませる巧妙な手口に加え、実際の家族の名前を名乗っていることから、同署では注意を呼び掛けているということです。

 4月10日、鳥取県米子市内の女性の携帯電話に、実際の子どもの名前を名乗って「携帯が故障したので電話番号の登録を変更してくれ」という電話がありました。翌日、同じ番号から電話がかかり「知人から借金をしてサイドビジネスをした。お金を返さなければいけない」などと現金を要求されましたが、この女性は詐欺に気付いて被害はなかったということです。

こういった犯罪は次々に色々な手口が生み出され、いたちごっこのようです。
『騙されるはずがない』と思う内容でも、家族の名を語って“緊急”電話があれば少なからず動揺してしまいます。
焦ってお1人だけで判断をせずに、周りの方や友人などに一度内容を相談し、第三者の立場で判断をしてもらうのも予防になるのではないでしょうか。

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