防犯ブログ
- 犯罪手口
2007年05月16日
3歳長男が実行犯の“万引き一家”
3歳の長男に指示してビデオ店からDVDを盗ませていた母親と伯母、祖母の“万引き一家”が逮捕されました。
逮捕されたのは、栃木県入善町に住む長男の母親(29歳パート従業員)と伯母(29歳無職)、祖母(55歳)の3人です。
調べでは、3月18日午後9時40分ごろ、同町のレンタルビデオ店で見張り役、受け取り役などの役割を分担し、長男に販売用の中古DVD3枚(計9200円相当)を盗ませた疑いです。
店内の防犯ビデオに母親と長男が映っていたため犯行が発覚しました。
4月にパチンコ店で財布を盗み、逮捕されている母親は同様の手口で万引きをした経験があり、「子供を使うとやりやすかった」と供述。
「子供には申し訳なかった」と話しているようです。
3人ともパチンコ代や生活費に困ったため、DVDを盗んでは他の店で換金していました。
今年に入り、家族ぐるみで20件以上の窃盗を繰り返していたようです。
「子供には申し訳なかった」と今ごろ思っても遅いかもしれません。
3歳の長男にしてみれば、人の物を盗む行為=犯罪というのは決して悪いことではないからです。
母親・伯母・祖母という最も身近な家族が皆一致団結する行動の一つだからです。
それを悪いことだと思うはずがありません。
長男の3歳という年齢を考えると、将来、今回の記憶が全て忘れていることを祈るだけです。