防犯ブログ

  • 侵入手口(店舗)
2007年05月17日 動物病院で金庫・麻薬盗難

15日午前8時ごろ、埼玉県挟山市の動物病院で、裏口のドアがバールのようなものでこじ開けられ、事務所の机の下に置いていた耐火金庫(40センチ四方、重さ約40キロ)がなくなっているのを、出勤してきた男性獣医師(38)が発見、110番通報しました。

金庫の中には現金約10万円と動物用の麻酔薬「塩酸ケタミン」のアンプル計130CC、「ソムノペンチル」のアンプル計110CCなどが入っていたようです。
薬はともに麻薬取締法に指定された麻薬です。

薬局や病院では、現金や備品だけではなく、取扱っている劇薬や麻薬の管理も重要です。
保管は厳重に行わなければなりませんし、仮に盗まれて悪用されでもしたら管理責任を問われる可能性もあります。
その他にも個人情報を記載している患者さんのカルテや、医療用の高価な機械類など、一般の事務所や店舗と比べると心配のタネは多いのではないでしょうか。

病院にはお金があるというイメージを持っている泥棒がいて、密かなターゲットとして狙っているかもしれません。
又、盗られても困るようなものは何もないからうちは大丈夫、と安心するのは危険です。
泥棒が金目のものがあると思って侵入したのに何も盗る物がない、と腹いせに放火や破壊活動をされてしまうと、普通に物を盗まれるよりも大きな被害に遭ってしまう、ということも考えられます。

もし、まだ何も防犯対策をしていなければ早急にご検討下さい。

病院施設セキュリティ

加盟企業専用ページはこちら