防犯ブログ

  • 犯罪情報
2007年06月04日 奈良県の病院診察室で院長刺される

4日午前11時30分ごろ、奈良市今小路町の奈良公園中央病院1階の内科診察室で、診察中の院長(60)が、突然、入ってきた男に、腹部を果物ナイフ(刃渡り約10センチ)で刺されるという事件が発生しました。

駆け付けた奈良署員が男を取り押さえ、殺人未遂の現行犯で逮捕。院長は同市内の別の病院に運ばれましたたが、意識はあるということです。

男は病院の受け付けを通らずに診察室に入ったといい、警察では、院長を狙った動機を追及しているということです。

以前にも男が友人の女性が以前に通っていた病院を襲い、看護婦を傷つけた事件がありました。
病院というのも、医療事故などにならないまでも、その医療行為の結果に対して患者や遺族から恨まれたりする場合もあります。
又、医者や看護婦の何気ない一言に患者が傷つき恨む・・といったことも可能性があると思われます。
病院にとってはこうしたケースも含め安全対策が必要な時代になってきています。

少し前までは医者といえばエリート、金持ち・・といった代表選手でした。
したがって、泥棒の被害に遭いやすい個人宅に医者の家が上げられていました。

今でもエリートでお金持ちであることに変わりはないですが、仕事がきつい、医療ミスなどの訴訟問題などのリスクもある、ストレスも多い・・ということで、医者にとっては受難な時代であると言えます。

加盟企業専用ページはこちら