防犯ブログ
- 金属盗難
2007年06月12日
被害者の執念
金属くず530キロを盗んだ長野市の会社員の男(54)が窃盗容疑で逮捕されました。
被害者の男性が盗まれた金属くずが転売されているのを発見し、逮捕につながったようです。
調べによると、男は1日午後10時ごろ、長野市富竹の金属加工業者の敷地内から、アルミ板などの金属くず530キロ(約7万8000円相当)を盗んだ疑いです。
敷地内に野積みされていたものをトラックで運び出し、市内の鉄くず業者に転売したということです。
被害者の男性は、今月2日に被害届を出す一方、自らも探し始めました。
複数の業者をあたったところ、被害品が転売されているのを見つけ警察に通報しました。
別の盗難事件でも、被害者の方がネットオークションで売り出されている被害品を見つけ、販売していた業者と連絡をとり、実際に会って業者を問い詰めたところ、業者が自分で盗んだことを認めた為そのまま警察に突き出した、というテレビの映像を見たことがあります。
被害者の方の執念を感じますが、誰だって自分の大事な持ち物を一方的に盗まれると、腹も立ちますし、なんとかして犯人を捕まえたいと思うのは当然ですね。