防犯ブログ
- 泥棒小話
2007年06月13日
押し入りは割りに合わぬ。
ドイツはベルリンにある科学博物館。とある晩、1人の男が押し入りました。
男は館内に侵入しましたが警報ベルが鳴り響き、警備員2人に追われて逃走。一時はうまく逃げおおせました。
ところがこの男、あまりにも急いだせいなのか逃走中、3メートルの壁をよじ登った際に右手中指の指輪を引っ掛けて指を切断、逃走後に“落とし物”を取りに戻り、警備員に手当てを頼んで逮捕されたそうです。
男は逮捕後に、「押し入りは割に合わないな」とコメントしたということです。
その後、病院で指をくっつけてもらおうとしましたが、うまくいかなかったようです。
割に合わない、というレベルの話ではない気がします。
結果的には逮捕されていますが、この男が物を盗んでから逃げたのか、それとも何もできずに逃げ出してきたのか、非常に気になります。
ちなみに切断した指を再度くっつける手術は難易度が高いようです。
切れてしまった指をあたためず、乾かさず、汚さない事が重要で、早急な処置をしてもらうほど再接着の確率は高くなるそうです。
この男のように、どんなに急いでも指を落としてしまう方はいらっしゃないでしょうが、人生何が起こるか分かりません。
皆様、くれぐれもお気をつけください。