防犯ブログ
- 泥棒小話
2007年08月02日
泥棒からのお祝いメッセージ
中国人の童さん夫婦は先週末、レストランに友人を招いて結婚披露パーティーを催しました。
夜遅くまで大いに盛り上がり、仲良く手をつないで新居に戻った2人でしたが、幸せいっぱいの時間はここまででした。
明かりをつけてみると、ベランダの窓が破られ、家中が空き巣に荒らされていました。
金目のものは根こそぎ無くなり、部屋に置いてあった結婚指輪も持ち去られていました。
ぼう然としながら、ふと机の上に目をやると、手にしたばかりの結婚証の横に泥棒からのメッセージが。
「結婚おめでとう!末長くお幸せに」・・・ご丁寧にも真っ白な紙に赤い色で書かれた文字を前に、2人はただ歯ぎしりするだけでした。
結婚するとなると、結婚式の準備や案内、新婚旅行に新居探しや引っ越しなど色々なことに気をとられてしまい、
家の戸締りなど防犯 意識が薄くなってしまうこともあるでしょう。
泥棒はそういうところも狙っています。
結婚式当日は、新郎新婦だけでなく、家族や友人も外出して1日留守にします。
そのまま新婚旅行に行くとなると、長期間不在にすることもあるでしょう。
誰かが結婚するという情報は、泥棒からみれば侵入しやすい家を教えてもらうようなものでしょうか。
旅行から帰ると、せっかくの新居が泥棒に荒らされて傷だらけ・・・そうなると目も当てられません。
「あのとき防犯 対策をしっかりしておけばよかった」被害に遭ってから後悔しても時間は元に戻りません。
大切な家族や家を守る為にも、後悔しない為にも、しっかりとした防犯 対策を実施しましょう。
今からでも遅くありません。