防犯ブログ

  • 犯罪情勢
2007年08月03日 「置き引き」対策。どう防犯対策したらいいの?

インターネットカフェで「置き引き」をしたとして、警視庁少年事件課は3日、
東京都足立区の無職少年(18)を窃盗容疑で逮捕しました。
少年は今年4月以降、一度も家に帰らず都内のインターネットカフェを泊まり歩く
「ネットカフェ難民」と呼ばれる生活をしていました。
自宅に帰らず、ネットカフェを泊まり歩き、所持金が5000円以下になると盗みをしており、
「4月以降、17件やった」と供述しています。

「置き引き」は、ショッピングやゲーム、インターネットなど何か他のことに夢中になっている時に被害に遭います。
デパートやブティックでのショッピング中や食事中、バーゲン会場はもちろんのこと、
「インターネットカフェ」や「まんが喫茶」「ゲームセンター」「パチンコ店」「ボーリング場」「ゲームセンター」などでも多発しています。

24時間営業などでシャワーをしたり、仮眠をしたり、ゲームやまんがを選んでいるときに自分の個室にバッグを置いたままにしておいたりすると、財布などを抜き取られることがあります。

また、足元などにカバンをおいてゲームに夢中になっていたりすると、かばんがなくなっていた・・なんてことも多いようです。

ハンドバックなどを置き引きされた場合にクレジットカードなどをクレジット会社に連絡してすぐに止める、携帯電話をすぐに止めるなど防犯上注意しないといけないことが数点あります。
それ以外に「家の鍵を一緒に入れていた場合には錠前を取り替える」ことが重要です。
本来、身元の分かるものと鍵を一緒にするのは大変危険なためやめてほしいのですが、
特に女性は全てバックに入れていることが多いため、ひったくりや置き引きに注意することが必要です。

又、ネットカフェで仮眠をとっているビジネスマンの方に要注意なのが、ノート型パソコンや重要な書類の入ったバッグを盗まれまれることです。
大切な書類はもちろんのこと、個人情報などがもしパソコンに入っていたら・・・責任問題にまで発展するでしょう。

私も10年程前、バーゲン会場で、着て行ったお気に入りのツイードのジャケットを置き引きされました。
試着をしていて目の前にあったはずなのに、ちょっと目を離した隙になくなりました。

防犯対策としては、
店側としては、防犯監視カメラを設置する、防犯ミラーを設置する、従業員による監視を強化する。
利用する側としては、貴重品は身体から離さない、バックなどはできる限り腕や手にかけたままにしておく、ノートパソコンなどは持ち込まない・個人情報は保管しない・立ち上げにはパスワードを使用する・・といったことが必要です。

・盗まれないように予防する(防犯意識を高め、いつも持ち物にまで注意を行き渡らせる)
・盗まれたら困るもの(個人情報)などを持ち込まない。
・人の目や防犯監視カメラなどで監視性を強化し、犯罪者が犯罪しにくい環境「防犯環境設計」を作る
・もし万が一置き引きにあった場合でも被害を最小に押さえることができるよう持ち物(カード・携帯電話)の
緊急連絡先やナンバーを控えておく
・自分以外では使用できないようにする(携帯電話・ノートパソコンなど)
・錠前などは被害に遭う前に交換する、
といったこいとが大切です。

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