防犯ブログ
- 侵入手口
2007年08月21日
ガス・電気の点検を装う侵入盗に注意!
19日午後5時50分ごろ、北海道札幌市手稲区の無職女性(81)方を、
紺色の作業服姿の2人組の男が「近所でガス漏れがあったので検査をしたい」と訪問し、財布を盗む事件が発生しました。
同市内では、14日以降、1人暮らしの高齢女性宅を狙い、ガスや電気の点検などを装って家の中に侵入する窃盗事件が相次いでおり、これで4件目です。
北海道内では今年1月と4月にも小樽市と苫小牧市で同様の手口の事件が起きていることから、
道警は関連を調べるとともに、注意を呼びかけています。
19日の事件では、2人組の男が居間に上がりこみ、1人が女性とともに台所、
寝室、階段の計3ヶ所に設置されたガス漏れ警報器を約20分かけて見回った後、立ち去りました。
女性が居間に戻るともう1人の男もいなくなっていたため不審に思い、テーブルの上に置いてあった手提げバッグを調べると、
現金約2万円が入った財布が盗まれていました。
男2人は40〜50歳ぐらいということです。
電気・ガスだけではなく、地震(耐震強度)や水道、ケーブルテレビや電話線、消化器の点検など、点検を装った侵入盗による窃盗事件は過去にも多数発生しています。
しかも1人ではなく、今回のように2人組(複数)で訪問し、1人が気を引きつけている間にもう1人が盗みを行うような役割分担された手口もあります。
電気やガス、水道など素人では分かりにくいところの点検を無料でしてくれると言われると、ついありがたいと思って油断してしまいます。
防犯 対策をする・しないの前に、家の中に簡単に招き入れてしまっては意味がありません。
防犯 カメラで24時間常に監視し映像を記録しているところでは、あとで映像を確認できますから侵入者も敬遠するでしょう。
そうでないところは常に防犯 意識を持って生活・行動する必要があります。