防犯ブログ
- 侵入手口(店舗)
2007年09月05日
福岡、熊本、鹿児島、山口・・ 飲食店窃盗行脚150件
下関市内の飲食店に侵入した疑いで現行犯逮捕された男が、九州・山口で約150件の窃盗容疑を認めていることが分かりました。
6月20日未明、同市川中豊町のお好み焼き店の勝手口をバールで壊し侵入。
警ら中の警察官に建造物侵入容疑で現行犯逮捕されました。冷蔵庫の中のチョコレート(165円相当)を盗んで食べていたということです。
この男、窃盗罪などで服役を繰り返し、05年10月に仮出所した後、1年ほど働いたが「借金の催促が怖くなった」と夜逃げ。
その後又「泥棒」に身を落とし、福岡、熊本、鹿児島県などの焼き肉店やラーメン店などを狙い窃盗行脚を繰り返していました
店内の食材を自ら調理して食べたこともあったというから驚きです。
最近は侵入して数分、5分以内に犯行を終えるという「犯行の短時間化」の傾向が強まっていますが、犯行先で食材を調理して食べる・・というのは、なんとも間が抜けた泥棒です。
飲食店ばかりを狙ったのは、現金だけでなく食料もほしかったからと推測されます。
又、焼肉店やラーメン店など飲食店のレイアウトは結構似ているため、どこにいけばお金、どこに行けば食材があるというのが経験で分かっているのではないでしょうか?
それにしても、どの店も防犯システムは付いていなかったのでしょうか?
もし防犯 装置がついていれば、のんびりと料理をしたり、チョコレートを食べていたり・・といったことはできないはずです。
大音量のサイレンや防犯ベルが鳴っている中で、のんびり調理や食事なんていうことはありえません。
防犯 システムをきちんとつけて防犯対策をされることをお勧めします。
想像してみてください。
朝店に出てきたら、厨房の中には汚れた食器、フライパン、まな板、包丁が放りっぱなし。
食材も色々物色された後があり、途中まで仕込んだ料理や「熟成した秘伝のタレ」なんかにもなんか触った後がある・・・。
そんな状態ですぐに営業が再開できるわけがありません。
まして、泥棒が何かを仕込んだ料理やタレに入れているかもしれないんです。
嫌がらせで食器やレジスター、いすなどの備品を破壊されるケースもあります。
「盗まれるようなものは置いていない」と防犯 対策もせず安心しているのは、大切なお客様の安全に対しても無責任といわざるを得ません。
ぜひとも、防犯 対策をご検討下さい。