防犯ブログ
- 侵入手口
2007年09月04日
名古屋市バスのモニター3台盗難 愛知県
3日早朝、名古屋市天白区の市交通局野並営業所で、市バスの運転席に設置してあった液晶モニターがなくなっているのを、
運行前点検をしていた運転手が気づきました。
他の2台でもなくなっており、いずれも配線が切断されていました。
液晶モニターは縦13センチ、横19センチで7型画面。運転席右側に設置されており、台座からは簡単にはずすことができます。
同営業所の出入り口の門扉は鍵がかかっており、バスの扉も閉まったままでしたが、
車外から操作すれば開けることができ、バスに詳しい人なら開けられるということです。
液晶モニターは、2004年度から導入され、同営業所では98台のうち22台に設置されていました。
行き先案内表示の内容を確認したり、後方確認に使う。3台で17万円相当。
パソコンのモニターとして利用できるということです。
交通局は事件を受け、職員による夜間の見回りや、液晶モニターの固定化などの対策をとるということですが、それで抜本的な対策になるでしょうか?
簡単に敷地内に入ることができること自体が防犯上問題だと考えます。
やはり、敷地内に不審者が入る前に威嚇撃退することが防犯対策として重要です。