防犯ブログ
- 侵入手口(店舗)
2007年09月12日
閉店まで天井裏でじっと待つ泥棒
アメリカ コロラド州のデンバーで、ドラッグストアの営業時間中にやって来て、天井裏のスペースに忍び込み、
そのままの状態で少なくとも8時間はじっと待ち、閉店してから薬を盗んでいく、なんとも辛抱強い泥棒が現れました。
被害に遭ったのは3つのドラッグストアです。
全て雑貨店内で営業している店舗で、警察当局によると、犯人の男はトイレの天井から侵入して閉店まで隠れていました。
防犯カメラが犯人の姿を捉えていましたが、野球帽をかぶっているため顔はよく分からないようです。
また、閉店後の店内で、男は自分が欲しい処方薬を選んで盗んでいったということです。
店舗の場合、店内へ「お客さんとして入店」するのも、「泥棒として侵入」するのも建物の中に入ってしまえば結果は同じです。
通常、営業時間中にお客さんとして入店することに何の障害もありません。
泥棒が簡単な入店(侵入)方法を選ぶのは当然です。
だからこそ、店内を監視するための防犯カメラ設置や、商品盗難防止のための万引き防止器設置、お客さんの立ち入り禁止地域(今回の泥棒の待機場所である天井裏等も)には侵入警戒センサー等の防犯システム設置など、様々な防犯 対策が求められます。
全ての入店者がお客さんとは限りません。一転して泥棒に変わってしまうことも・・・。