防犯ブログ

  • 侵入手口
2007年09月13日 「千葉県は警察官がいないので、泥棒しやすかった」中国人窃盗団

埼玉、千葉両県警合同捜査班は12日までに、窃盗などの疑いで、東京都江戸川区の私立大学生(26)=同罪で公判中=ら20〜26歳の中国人の男5人を逮捕、余罪をさいたま地検に送検しました。

昨年12月から今年5月にかけて、千葉、茨城、静岡など1都6県で56件の犯行を重ね、被害総額は計約5200万円に上るとみられています。

 調べでは、3月27日、千葉県松戸市の住宅に侵入、キャッシュカード2枚を盗むなどした疑いがあります。

「生活費や遊ぶ金が必要だった。千葉県は警察官がいないのでやりやすかった」
などと供述しているということです。 (産経新聞記事より抜粋)

留学しながら生活費や遊戯費を稼ぐために、窃盗。6ヶ月で56件というのはすごいハイペースで、もはや学生としての勉学などしている時間はなかったのではないかと考えられます。

千葉県に警察官はいないはずはないのですが、そのように窃盗団に思われてしまうということは「千葉県は犯罪がしやすい」という認識を生むことになり、犯罪が増える原因となります。

中国人窃盗団などは、防犯対策が進むと、別の防犯対策の進んでいない、防犯意識のより希薄な地域に活動場所を移していきます。
そのため、「この地域は防犯対策が進んでいる」「この地域の住民は防犯意識が高い」と感じさせることが重要です。
それではどうしたらそう感じさせることができるでしょうか?

窃盗団に防犯意識が高い、防犯対策が進んでいると感じさせる方法/
・住民による防犯パトロール(パトロールを明記した服装で、ルート・時間を決めず)
・防犯意識を高めるための犯罪情報などの啓蒙(チラシ・ポスター・のぼり・講習会)
・防犯灯を地域で取り付ける。一定以上の明るさを保ち、死角になるような場所を無くす。
・公園など公共スペースの清掃、雑草取りなどで見通しの良い整然とした状態・環境を保つ。
・ゴミ出しなどの日を守るとともに、その周辺の整理整頓・清掃を行う。
・不法駐車や乗り捨て自転車などがないようにする。
・挨拶など声かけを奨励する。
・住民同士のコミュニケーションを強化する。
・防犯監視カメラを設置し、死角をなくし、監視性を確保・強化する。
・セキュリティシステムを設置し、防犯対策をしていることが建物外部からわかるようにする。

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