防犯ブログ
- 侵入手口
2007年09月20日
岡山大学 個人情報入りパソコン盗まれる。大学を狙った犯行か?
岡山大学(岡山市)にて15日医歯薬学総合研究科の患者7人分の氏名や治療計画、画像データなどの個人情報が入ったパソコン2台が研究室から盗まれました。
今月15日午前2時から同8時にかけ、歯学部がある鹿田キャンパス(同市)の研究室で、ノートパソコン8台やデジタルカメラなど計15点と白衣2着が盗まれた。
ドアなどが壊された形跡はないということです。
患者データが入ったパソコン2台のうち、1台はパスワードでロックされているが、もう1台はパスワードがなくても見ることができるという。
デジタルカメラのうち1台には、患者30人分の氏名、画像データなどが入っていました。
被害届を受けた岡山西署が窃盗事件として捜査。
最近、香川県や徳島県の大学でもパソコンなどが盗まれる事件が相次いでおり、同署は同一犯の可能性もあるとみて調べているということです。
●香川大(一井真比古学長)の研究室からパソコンなどが盗まれた事件で、同大は13日、学生39人分の成績などの個人情報が流出していた、7日深夜〜10日午前8時半ごろに発生したとみられている。
高松市幸町のキャンパス内にある教育、法、経済の3学部の4研究室からノートパソコンなど計27点(約250万円相当)がなくなっていた。
また、教育学部の別の二つの研究室では、入り口のドアが壊されるなどしていた。
個人情報が含まれていたのは、教育学部の男性准教授のノートパソコン。学生39人分の氏名や5段階評価の成績、出欠、リポートの提出状況などが記載された資料が入っていた。
また、学生や教職員約35人から受信したメールも保存されていた。
パソコンにはパスワードが設定されており、大学側は「中を見るのは難しいと思う」としている。
◇徳島大医学部でパソコンが盗まれた事件で、付属病院でも患者延べ約23万人の個人情報が入力されているハードディスクが盗まれていたことが12日、分かった。また、医学部で被害に遭ったパソコンにも延べ約840人の個人情報が入っていたことが明らかになった。
盗まれたのはハードディスク10台、ノートパソコン3台、携帯型超音波診断装置2台。
ハードディスクには、過去約17年間に受診した患者延べ約23万人分の氏名や患者番号、生年月日、病名などの個人情報が記録されていた。閲覧にはIDとパスワード、専用ソフトが必要で、流出する可能性は低いとしている。
また、情報は別のデータとしても管理しており、診療に影響はないという。
同病院では3階入り口に暗証番号を入力して鍵を開閉する暗証番号型入退室管理システムを導入したうえ、各部屋のドアにも鍵を設置しているが、いずれも8日の終業後に施錠していたという。鍵は壊されていなかった。
香川征院長は「関係者各位にご心配とご迷惑をかけ、おわびしたい」と謝罪。
今後はカードキーを導入するなどし、セキュリティーを強化する考えを示した。
また、医学部の被害も拡大し、9、10日に臨床研究棟4、5、7階の医局でパソコン7台、ハードディスク2台などが盗まれていたのが分かった。このうち、私有パソコン3台に氏名、病名など延べ約840人分の個人情報が入っていた。
パソコンデータの情報漏洩を未然に防ぐ方法としては、「パスワードの管理」「指紋認証での管理」「USBメモリーによる管理」など色々な方法があります。
しかし、全て完璧な防護方法ではありません。全てプログラムによる管理方法なので、見破られる危険性があります。
まず、盗難されないようにする前に「侵入されない」「盗難させない(物理的に)」ことも合わせて考える必要があります。
物理的に盗めないようにすれば問題を回避できるわけですから。
その方法をここでは説明致しません。
対策方法としては、物件状況により千差万別にありますし、あえてこのような場所で説明することにより、その裏をかかれる可能性もありますので・・・。
盗難される手口が千差万別にあるように、その対策方法も千差万別にあります。
みすみすその手口を説明する必要はないでしょう。(ちょっと偉そうですか?)
まあ、新聞やインターネットニュースももう少し報道の仕方を考えて頂きたいものです。