防犯ブログ
- 犯罪手口
2007年09月21日
被害額1円でも盗みは盗み、コンビニで携帯無断充電
大阪府松原市のコンビニエンスストアの外壁にあるコンセントを無断使用し、携帯電話を充電したとして、中学生の少年(15)ら2人が窃盗容疑で書類送検されていました。
充電時間は約15分で、電気代の被害額は1円ということですが、大阪府警松原署は「金額はわずかでも、犯罪であることに変わりはない。見て見ぬ振りはせず、法律に従って手続きをした」としています。
調べによると、同市内の中学3年の少年は同級生(14)と共謀し、今年3月15日午前0時40分ごろ、コンビニの看板用コンセントに携帯電話の充電器を差し、約1.5ワットの電気を盗んだ疑いです。
同署によると、少年がメール作成中、電池が切れたため、一緒にいた同級生が自宅に充電器を取りに帰り、店のコンセントを無断使用していました。
少年は「メールを少しでも早く返信したかった」と供述したということです。
被害額1円なのに未成年を窃盗容疑で書類送検までするのはちょっとやりすぎかも・・・と思う人がいるかもしれませんが、勝手に人の店の電気を盗むのは泥棒です。
少年には厳しいかもしれませんが、少年の将来を考えると当然のことだと思います。
同級生が自宅に充電器を取りに帰ったときにその場で充電せずに、店のコンセントを無断使用していたというのも悪質だととられたのかもしれません。
また、中学生が深夜(午前0時40分)に外出しているのも大きな問題です(親は何をしているのでしょうか?)
1円だからいいじゃないかと、誰もが同じように今回のようなことを行えば、1円が積もりに積もって被害金額も大きくなります。
「やっているのは自分だけじゃない」というのは泥棒の理由にはなりません。