防犯ブログ

  • 犯罪手口
2007年10月02日 水田15アールから稲刈り取られ盗難

宮城県加美町の水田15アール(1500平方メートル)で、収穫前の稲が何者かに刈り取られ、盗まれたことが9月29日分かりました。
コンバインを持ち込んで刈ったとみられています。

所有者の自営業男性(70)は「農家が田んぼを間違えて刈ることは考えられない。収穫前の稲を盗むなんて聞いたことない」と憤っている。

男性によると、28日午後1時半ごろに水田に立ち寄り、田んぼ1区画からすっかり稲が消えているのを見つけました。
前日の27日午後2時ごろには異常はなかったということです。
男性は知人に稲刈り作業を委託していますが、委託先も刈っていないということです。

被害に遭った水田は1時間程度で刈り取れる大きさで、犯行には四株切りの小型コンバインが使われたとみられています。

現場は比較的交通量の多い道路のそばです。
近年、小規模農家や高齢者が作業を知人らに委託することが増えており、現場近くの農業男性(59)は「知らない人が刈っていても、あまり気に留めなくなっている」と言っています。

稲刈りも含め、作業を委託する農家が増えているというのは知りませんでした。
誰か知らない人が作業をしていても、委託しているのかな?と思う程度で気に留めない人も多いでしょう。
それを逆手にとり、堂々と稲を刈って盗み出す泥棒も出てきているということでしょうか。

っと思ったら、実は「委託先が間違って刈ってしまった」というニュースを見つけました。
隣接する水田と形状が似ていたため、別の水田の稲を刈ってしまったようです。
誤まって収穫した稲は持ち主に返却されるということです。

どちらにしても、見知らぬ人が作業をしている場合は、田んぼの持ち主に確認するなどした方がよいかもしれません。

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