防犯ブログ
- 侵入手口(店舗)
2007年10月15日
連続金庫盗難 岐阜のスーパー、パチンコ店
金庫ごと持ち去る「金庫盗難」が岐阜県で立て続けに発生しています。
13日午前1時20分ごろから2時40分ごろの間に、岐阜県中津川市内で、スーパーなど4店舗の金庫などが盗まれたり開けられ、
計約610万円が奪われるという被害があり、県警中津川署は、手口などから複数犯による連続窃盗事件とみて捜査しています。
●13日午前1時20分ごろ、同市北野町の酒類販売店「堀田商店」で、事務所から現金約100万円入りの金庫が持ち去られる。
●同1時55分ごろ、同市福岡町のスーパー「ユーワンストア」でも事務所から現金約200万円入りの金庫が盗まれた。
●同2時20分ごろ、同市付知町のスーパー「スマイル付知店」で事務所の金庫から現金約300万円が盗まれた。
●同2時40分ごろ、同市加子母のスーパー「ショッピングプラザ・アトラ」で事務所のキャビネットから現金約10万円が盗まれた。
4店とも防犯装置が作動したが、署員らが駆けつけた時、犯人は既に立ち去っていました。
調べでは、いずれも店舗の入り口がバールのようなものでこじ開けられていました。
盗まれた金庫は重さが100〜200キロあり、複数犯の可能性が高いと推定されます。
堀田商店を除く3店は国道257号沿いにあり、車で北へ移動しながら犯行を重ねたとみられまする。
郡上のパチンコ店でも 一方、13日午前4時20分ごろ、同県郡上市八幡町のパチンコ店「キング」で何者かの侵入を示す警報が作動しました。約15分後に県警郡上署員が駆けつけたところ、1階の事務所入り口がバールのようなものでこじ開けられ、現金数十万円が入った事務所内の耐火金庫が盗まれていた。
同署は中津川市で発生した盗難事件との関連を調べています。
金庫ごと盗む「窃盗団」は数年前から全国で発生しています。
その特徴としては、
1)短時間化・・・犯行はストップウオッチを持って行っていることが多く、ほとんどが5分以内。5分経過すると犯行途中でも退散している現場もあります。
2)組織化・分業化・・・・複数の人間が役割分担をして犯行に及びます。
その防犯 対策としては、爆窃団と同様、「犯行を継続させない」ということがまず第一に大切です。
具体的には犯行が継続できないように「霧により視界を遮る」という方法です。
いずれも防犯 装置が設置されていて作動したと新聞にありますが、どのような防犯・警備システムだったのでしょうか?
現場での威嚇装置は付いていたのでしょうか?
もし警備会社のシステムなどその場での威嚇装置(防犯 威嚇用ベル・サイレン)が付いていないのであれば早急に追加すべきです。
いずれにしても泥棒に対しての防犯 対策は、「現場での音・光・霧などでの威嚇撃退」が基本です。
そしてスーパーなどでしたら、必ず暗闇でも鮮明な画像で自動録画できるディナイト機能付き防犯監視カメラシステムも必要です。
これたは警察が提唱している「防犯基本4原則」目、音、光、時間に基づいたものです。