防犯ブログ
- 放火・火災
2007年11月20日
敦賀で連続不審火 同一犯か 8月下旬から10件以上発生
敦賀市内で八月下旬から今月にかけ、民家の郵便受け内のチラシなどを焼く不審火が連続で発生していることが分かりました。
いずれも間もなく自然鎮火するか住民が消し止め、建物火災には至らなかったが、敦賀美方消防組合消防本部と敦賀署は同一犯による連続放火の可能性もあるとみて警戒する一方、調べを進めています。
同消防本部などによると、不審火はいずれも深夜から明け方にかけ発生し、発生場所は半径約四百メートル以内に集中しています。五件は三島町一丁目で起き、うち三件は十月十七日深夜に、半径約五十メートル以内で、ごみ捨て場のブルーシート、民家の郵便受けのチラシ、牛乳箱が焼かれました。
また、17日午後10時50分ごろ、敦賀市櫛川の森口建設(森口明社長)の事務所1階従業員休憩室から出火。鉄骨2階建て1階部分約40平方メートルを焼きました。
同時刻に約20メートル離れた同じ敷地内にある森口さんの自宅玄関先も燃えたが、森口さんが消し止めた。けが人はいなかったようです。
出火当時、事務所は無人で施錠していたが、休憩室の窓ガラスは割れており、また、自宅玄関付近には油をまいたような跡があったといい、敦賀署は放火の可能性が高いとみて調べている。
現場はJR敦賀駅北西約3キロにある住宅街でした。
最近の放火は、農村型から都市型に様変わりしてきており、相手と場所を選ばない無差別なものが多くなってきているのが大きな特徴です。
何時も身の回りで放火が発生する可能性があることを考えて放火火災予防防犯 対策をたてておくとともに「放火されない、放火させない、放火されても被害を大きくさせない」ことを基本に地域ぐるみで『安全で住み良い街づくり』を実施していきましょう。
地域における放火火災予防防犯 対策の推進の中核は、各地域の消防機関が担うべきものですが、消防機関のみの力では大きな効果を挙げることは難しく、地域住民と関係行政機関等のとの密接な連携が防犯 対策として不可欠です。
☆ 住宅の周辺に燃えやすい物を放置しない。
☆ ゴミは決められた日時に決められた場所に出しましょう。
☆ バイクや自転車のボディカバーには、燃えにくい防炎品を使いましょう。
☆ 日頃から外出の際は、玄関や窓等を必ず施錠しましょう。
☆ 住宅の周りに死角となるような場所をつくらない。
☆ 普段から隣近所とコミュニケーションを取り、地域ぐるみの環境づくりをしましょう。
☆ 火災報知機等の設置をしましょう。
防犯 対策として犯行を起させない環境作りが大切です。