防犯ブログ
- 犯罪手口
2007年11月13日
車を停車させ強盗、540万円奪う
12日、さいたま市見沼区の市道で、病院の女性事務員が車の前に割り込んできたワゴン車の2人組の男に刃物で脅され、およそ540万円が奪われる事件がありました。
強盗事件があったのは、見沼区東大宮の市道です。警察の調べによりますと、12日午後3時半ごろ、近くの総合病院に勤める女性事務員(21)の車の前にワゴン車が割り込み、女性の車を停車。
ワゴン車に乗っていた2人組の男は「金を出せ」と女性を刃物で脅して近くの駐車場に移動させたうえ、女性をワゴン車に乗せてさらに刃物で脅し、診療費などおよそ540万円が入ったバックを奪って逃走したということです。女性にけがはありませんでした。
逃げた男らは、身長180センチくらいで黒い帽子にサングラス、もう一人は170センチくらいで、グレーの背広に黒いニット帽姿だったということです。警察は強盗事件として捜査しています。
犯人はターゲットを絞り入念に調査し下見をします。この犯人も被害者の女性が医療費を銀行に入金しに行く事を知り、事前に道順などを調べて犯行に及んだのではないでしょうか。
女性一人で大金を入金させに行っていた病院側に危機意識の薄さを感じました。
防犯 対策というのも、相手は人間です。防犯 面ばかりではかえって逆効果になることもあります。
しかし、常に 防犯 対策を考えるという姿勢、考え方を持つことで、犯罪に万が一遭遇したときの対応が大きく変わります。
常に「防犯 」を意識しておくことが必要です。
路上強盗に遭わない為には・・・
犯人に目をつけられない
• 高価なものを目立つように持たない。
• 人通りの少ない場所を避ける。
• 深夜はタクシーなどを利用し、暗い夜道を歩かない。
お金の持ち方に気をつける
• 不必要な現金は持たない。また、現金を分けて持つなどする。
• 人前で財布を出すとき、中身を見えないようにする。
• 銀行などから現金を引き出すとき、周囲に注意する。また、決まった日に引き出す場合、時間や道順を変える。
防犯 グッズを携帯する
• 防犯 ブザーなどを携帯する(取扱説明書を必ず読み、使い方を練習しておく)。
犯行に直面したら
• 無理に抵抗しない。
• 凶器を持っている犯人とは、距離をあけ、負傷しないようにする。
• スキを見て人通りの多い、明るい場所へ逃げる。
• 大声で助けを求めたり、防犯ブザーなどを活用する。
• 犯人のスキを見て携帯電話で警察に110番通報する。
• 犯人の顔や服装などの特徴および犯人の使用車両ナンバーなどを覚え、警察に伝える。
• できれば、犯人の姿を携帯電話のカメラなどで撮影する。