防犯ブログ
- 犯罪情報
2007年11月14日
「防犯の家」マークの交付を受けた一戸建て住宅 侵入犯罪の被害ゼロ。福島
福島県警が昨年12月から始めた「防犯の家」マークの交付を受けた一戸建て住宅が12日現在で、侵入犯罪の被害がゼロであることが県警のまとめで分かりました。
防犯 診断実施数
50,090世帯
○ 「防犯 の家」マークの交付数
4,286世帯
○ 交付率
8.6%
福島県警は、県民の自主防犯 意識を高めようと昨年12月から今年10月末まで延べ5万90戸の一戸建て住宅の防犯 診断を実施。
「ピッキングに強い鍵である」「防犯 ガラスや防犯 フィルムを使っている」「家の周囲から建物の見通しが良い」など20項目のチェックポイントのうち、過半数の11項目以上を満たした住宅4286戸に「防犯 の家」マークを交付しました。
県警生活安全企画課によると、今年1〜10月の住宅侵入犯罪は、
・就寝中に侵入する「忍び込み」が前年同期比29件増の345件。
・「空き巣」が同235件減(26.4%減)の655件、
・日中の在宅時に侵入する「居空き」が同16件減(21.6%減)の58件
防犯 診断を希望する場合は、最寄りの警察署や交番などに連絡することとなっています。
チェックシートは各警察署などで配布しているほか、県警のホームページでもダウンロードできます。
「防犯 の家」マークの交付対象はカギや窓が強化されていたり、人目につく家で、実際に犯罪に強いことが実証されました。
空き巣などの住宅侵入は犯罪件数も減少しており、県警は「家庭の防犯意識が高まってきているのではないか」と分析しています。