防犯ブログ

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2007年11月21日 銀座の宝飾品強奪に欧州の強盗団関与か、英などで同種手口

 東京・銀座で今年6月、ティアラ(王冠型髪飾り)など約2億8000万円相当の宝飾品が外国人の2人組に奪われた事件で、2人組は、4月から7月にかけ、アラブ首長国連邦(UAE)、デンマーク、英国で相次いだ宝石店強盗団のメンバーとみられることがわかりました。

 UAEで逮捕された男3人の供述などで判明し、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて警視庁に情報が寄せられました。このため警視庁は近く、ICPOに捜査員を派遣し、手口がよく似た欧州の強盗団「ピンクパンサー」の別動隊の可能性もあるとの事です。

同庁組織犯罪対策2課がICPOを通じて入手した情報によると、UAEの主要都市ドバイで4月15日夜、大型ショッピングモール内の宝石店に盗難車2台が突入、数人の男が約15億8000万円相当の宝石数十個をショーケースからわしづかみにして逃走しました。逃走までわずか1分45秒の犯行で、乗り捨てられた車から採取したDNAがICPOの指名手配犯リストと一致。約2週間後の4月下旬、同国内に潜伏していた欧州出身の男3人が逮捕されました。

 同じように6月下旬にはデンマーク・コペンハーゲンで、7月上旬には英・ロンドンで、複数の男たちが高級宝石店を襲撃、数分間のうちに大量の宝石を奪って逃げていました。いずれも店内に催涙スプレーを噴射する手口や、数分以内に犯行を終える手際の良さが共通していました。

 UAEで逮捕された3人は、戦死した人物の顔写真を張り替えた偽造旅券で入国しており、中には偽造旅券14通を持っていた男もいました。うち1人は、入国した実行犯に、滞在先のホテルや凶器のハンマーなどを用意する“補給係”と呼ばれ、3人の供述などから、こうした補給係も含め、グループのメンバーは30人を超えるとみられることも判明。UAEの捜査当局は「銀座の事件も、このグループの犯行の可能性が高い」とICPOに報告しています。

 東京・銀座の貴金属店「エクセルコ ダイヤモンド東京本店」が6月14日に襲われた事件では、2人組の男が港区六本木からタクシーで現場付近に向かい、犯行の数時間前から店周辺を下見をしながら歩く姿が目撃されていました。この2人組は犯行後、自転車で現場を離れ、そのまま成田空港から出国した疑いがあることから、警視庁も、国内の補給係の存在が不可欠とみて、UAEや欧州の捜査当局の情報と照合して実行犯の特定を進めています。

このような貴金属店を襲撃される事件は最近日本各地で発生していますが、犯行時間が短く、威嚇ベルや警備会社への通報だけでは対処出来ない状況になってきています。
そこで侵入されたとしても「犯行行為をさせない。」「犯行を継続させない。」ことが重要になります。

その一つの方法として「フォグガード」のシステムを導入されることをおすすめします。
この「フォグガード」ですが、瞬時に部屋内を白い煙で被い窃盗団が身動き出来ない状況にしてしまいますので、被害を最小限に抑えることが可能です。
 貴金属店防犯 対策


以上、最近の犯罪はスピーディー・凶悪化が進んできています。もう一度セキュリティシステムを見直す必要があるのではないでしょうか?
被害にあってからでは遅いのです。早めの対応をおすすめします。

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