防犯ブログ
- 侵入手口
2007年12月07日
「消防車7台からガソリン抜き取る」
ガソリンの高騰が続くなか、愛媛県宇和島市は6日、市が車両や備品などを管理する同市消防団の消防車7台などから、計280リットルのガソリンが盗まれたと発表しました。
2日に行われた第5分団の月例訓練の点検で、消防車に8割ほど残っているはずのガソリン約50リットルが抜き取られ、
カラになっていることが分かりました。他の6消防団でも同様の被害が判明。消防車計7台や携行缶などから、
ガソリン計280リットルが抜き取られていました。被害総額は約4万1000円。
火事の際、駆けつけた団員がすぐ運転できるよう消防団詰め所の車庫のシャッターは無施錠で、消防車のカギは装着したままになっていました。
犯人は車のキーを使ってガソリンキャップを開けたとみられます。市の担当者は「有事に人命や財産にかかわること。絶対に許せない」と話しています。
ガソリンの高騰で、ガソリン泥棒が増えていましたが、消防自動車から抜き取るとは、本当に許しがたい犯罪です。
しかし、犯罪者側からいうと、車庫は無施錠で、車のキーも付けたまま・・という非常に「犯行しやすい環境」が整っているのです。犯罪者が世のため人のためなどを考えるはずはありませんから、やはり自衛として防犯対策が必要ではないでしょうか。
シャッターを開けられると消防署内に映像で知らせる。又は携帯電話に映像を送る。
そうした防犯システムを導入することで、被害は未然に防ぐことができます。
有事にガソリンがなく消火活動ができなかった・・では済まされないため、こうした防犯対策は絶対必要だと考えます。