防犯ブログ
- 侵入手口
2007年12月12日
警察公舎に泥棒に入る。
師走になって日本全国あわただしくなってきましたが、どんなにあせっても何事も準備が必要ですよね。
千葉県で捕まったどじな泥棒。なんと、警察公舎に侵入しました。
このどじな泥棒は中国人の建設作業員(48)
5日午後8時50分ごろ、千葉市花見川区の警察公舎1階のベランダに侵入。
ところが運悪く?家の中には男性が在宅中。ベランダに面した部屋が明かりがついていなかったため、留守と思い込んで侵入してしまったようです。
そしてまたまた運悪く?物音でその男性が気付きます。びっくりした泥棒は逃走。
追ってきた男性の顔を殴るなどして軽傷を負わせました。
泥棒にとって最悪だったのが、この男性が警視庁第2機動隊の男性巡査部長(30)であったこと。
千葉西署が傷害と住居侵入の現行犯で、=同市美浜区高浜=を逮捕となりました。
調べでは、9月以降、同じ手口で数十件の空き巣を繰り返していたとみて追及しています。
多くの泥棒は犯行に及ぶ前に「下見」を行います。
どんな家庭なのか、家族構成は?いつ頃帰宅するのか?
室内の照明で不在かどうかを見分ける泥棒も多く、今回のどじな泥棒もそれだけで侵入したのでしょう。
夜勤明けなどだったら夕方などでも就寝中ということもあるでしょう。明かりが付いていないから不在とは限らないのに・・。
洗濯物が取り込まれていない、郵便受けに新聞や郵便物が溜まっている・・といったことでも不在確認しますので、ずぼらは厳禁です。
また、インターホンを押して確認もします。時々じゃまくさくて居留守を使ったら泥棒が入ってきて鉢合わせになった・・といった話も聞きます。
やはり防犯面ではTV付きドアホンなどで確認をすることが重要です。
建物の外から泥棒など犯罪者はいろいろな情報を読み取っています。
そうした下見の泥棒に「防犯対策を十分にしている」「防犯システムが完備している」ということをきちんと知らしめることが大切です。
「侵入される前に侵入されないようにする」「狙われないようにする」そうした予防こそが防犯対策にもっとも重要なことなのです。