防犯ブログ

  • 犯罪手口
2007年12月21日 <古銭窃盗>大判3枚含む3100万円相当 埼玉・熊谷

 20日正午ごろ、埼玉県熊谷市小八林の「長島記念館」(長島栄子理事長)から「展示していた古銭が盗まれた」と110番通報がありました。
館内の展示ガラスケース(横1.2メートル、縦50センチ)が割られ、計約2100万円相当の江戸時代などの大判3枚を含む古銭計28枚(約3100万円相当)がなくなっていました。
県警熊谷署が窃盗事件として捜査しています。

 調べでは、19日午後3時50分ごろ、閉館準備のために展示室を見回った男性職員(58)がケースが割れているのを見つけたが、盗難には気付かなかったといいます。

「ケースに防犯 対策の警報装置などはついていなかった。」といいます。
 同館は旧埼玉銀行の頭取などを務めた故長島恭助氏の生家を利用して93年に開館。
長島氏が収集した絵画や刀剣などを展示しています。

このような窃盗事件は最近日本各地で発生していますが、犯行時間が短く、防犯 対策装置などがついていても威嚇ベルや警備会社への通報だけでは対処出来ない状況になってきています。
そこで侵入されたとしても「犯行行為をさせない。」「犯行を継続させない。」ことが重要になります。

 ガラスケースに簡易防犯 対策としてガラスセンサーなどを取り付け、ガラス破壊特有の超音波を検出し大音量の警報音で威嚇し、
万一の非常事態に速やかに事務所や外部に異常を知らせることが大切です。

 最近の犯罪はスピーディー・凶悪化が進んできています。
もう一度セキュリティシステムの重要性を見直す必要があるのではないでしょうか?
被害にあってからでは遅いのです。早めの対応をおすすめします。

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