防犯ブログ

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2008年01月15日 東京都内にもガソリン盗 17件、原油高騰で“南下”

 世界的な原油高の影響でガソリン価格が高騰する中、東京都内で昨年11月初めから12月末にかけて、乗用車やバイクの給油口が壊され、ガソリンが盗まれるなどの被害が17件相次いでいることが11日、分かりました。
北海道や東北地方の寒冷地でも屋外タンクや漁船から灯油やガソリンが盗まれる事件が相次いでいるが、歯止めのかからぬ原油高騰に“油泥棒”は都心部にまで波及した格好。値上げと盗難の「ダブルパンチ」だが、盗難を防ぐ決定打に欠けるため、東京でも被害の拡大が予想されます。

 警視庁捜査3課などによると、狙われているのは月極駐車場や団地、マンションの駐輪場で、把握しているだけで乗用車7件、バイク10件が被害にあいました。ガソリンの平均価格は昨年11月に1リットル150円の大台を超えています。

 給油口はドライバーでも簡単に開けられてしまうため容易に犯行ができるうえ、盗難防止策も壁際に寄せて駐車したり、何台か並べて駐車して給油口に人が近づけないようにするぐらいしかないのが実情です。

 足立区六月の都営団地駐輪場では、昨年12月6日夜、原付バイクの座席部分が壊され、ガソリン約4リットルが抜かれているのに所有者が気付きました。
同区では同5日未明にも、セルフサービスのガソリンスタンドで、約50リットル(約8300円相当)を給油し、料金を支払わずに逃走されるケースもありました。

 立川市や八王子市などでも同様の被害があるが、捜査幹部は「わざわざガソリン代をかけて盗みに行くとは考えにくく、いずれも近隣の人による単独犯ではないか。短期間でここまで被害が相次ぐのは初めてではないか」としています。

ガソリン盗難対策
全国でガソリン・灯油盗難被害が拡大しております。
ガソリンの高騰で、ガソリン泥棒が増え、本当に許しがたい犯罪です。
しかし、犯罪者側からいうと、犯行はドライバー1本で行なえ「容易に犯行」が可能です。犯罪者が世のため人のためなどを考えるはずはありませんから、やはり自衛として防犯 対策が必要ではないでしょうか。

防犯 システムを導入することで、被害は未然に防ぐことができます。
盗難対策方法としては、
1)防犯 錠付きタンクに変える。
2)人感ライト+防犯 監視カメラで抑止。
3)外周警備システム
などを推奨します。

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