防犯ブログ
- 侵入手口
2008年01月16日
賽銭箱 4キロ離れた海岸で発見。底板破られ中身は空
山口県の三隅八幡宮(長門市三隅中市)のさい銭箱盗難事件で、問題のさい銭箱が北西約4キロ離れた海岸に打ち上げられていたことが分かった。近くの住民が14日、発見しました。11日ぶりに戻りましたが、底板が破られるなど傷みが激しいということです。
さい銭箱(縦約65センチ、横約110センチ、高さ約55センチ)は重さ100キロ前後のケヤキ造り。
調べでは、住民は14日早朝、さい銭箱を見つけ知人に連絡。知人が宮司に連絡するとともに長門署に通報しました。
さい銭箱を八幡宮へ車で搬送し、その後、修理のため木工所に運んだということです。
中身は空で、何者かがさい銭を抜き取った後、海に投げ捨てたと推測されます。
今後、社殿に防犯 監視カメラを設置するなどの対策を講じるということです。
宮司は「悔しくてたまらないが、見つかっただけでも良かったとするしかない」と話しています。
賽銭箱泥棒の場合、盗られる現金の額よりも、賽銭箱を新しく買い換える費用の方が高くつく場合も多いようです。
まして、信者が納めた賽銭ですから、神社仏閣としては盗まれるのをなんとか防ぎたいと思うのも当然です。
神社仏閣の場合、昼間人がいなかったり、いくつもの建物が敷地内に点在しているなどでなかなか人の目が行き届かない場合も多いようです。
防犯監視カメラを設置するだけに留まらず、防犯カメラと連動させて防犯侵入検知センサー、炎検知センサーなどで、異常発生をできる限り早く検知し、その場で威嚇撃退を音や光で行う。そして、すぐに関係者に電話などで知らせる・・ということが最も効果があると考えます。