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2008年02月05日 毒入りギョーザ4日間工場の倉庫内で一緒に保管

 中国製ギョーザによる中毒事件で、被害の出た2種類の製品は、製造元の天洋食品工場の冷凍倉庫で4日間は一緒に保管されていたことが分かりました。冷凍倉庫は防犯 対策など特にされていなかったようです。

 両製品は工場出荷の際にコンテナ詰めされ封印。日本の港の保税倉庫に入ってコンテナは開封されていますが箱などが開封された形跡がなく、メタミドホスは中国の工場内で混入した疑いもありますが、日本国内でもこの件で係わった全ての業者が調べられております。

この事件だけではなく、倉庫内の電線や資材置き場の金属、車のガソリンなど今まで盗まれなかったようなものが盗まれる時代です。
屋外・敷地内におかれている場合も多く、やはり「敷地内に不審者を入れない」ことこそが最大の防御、防犯 対策となります。
つまり、防犯 対策において「外周警備」が非常に重要視されてきているのです。
 「外周警備」というと、赤外線センサーや感圧センサー、フェンスセンサーなどで、塀やフェンスを乗り越えようとした侵入者を検知し、ベルやサイレンで威嚇撃退するシステムです。

 また、倉庫内の出入り管理として、「出入りを制限」したり「いつ・誰が倉庫に入ったか」などの出入りデータを管理し、外部からの侵入や倉庫内の物の異物混入などの盗難防止対策として導入をお勧めします。

 大きな問題が起こってからの設置では間に合いません。今一度工場・重要施設の防犯 ・安全対策を見直すべきではないでしょうか。

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