防犯ブログ

  • 個人情報盗難
2008年02月13日 岡山小学校 児童の情報157人分等盗難か?

岡山市立三勲小(岡山市徳吉町)で、児童の個人情報が記載された「緊急連絡カード」157人分と「児童調査書」30人分がなくなっていたことが10日、分かりました。

 同小によると、カードは児童名や住所、保護者の緊急連絡先などを記入したもの。
保健室のロッカーで保管し、養護教諭や担任らが児童の体調が悪くなった場合に保護者との連絡に用いていました。
通常、室外に持ち出すことはないということです。
紛失は6日午後3時ごろ、カードを見ようとした3年担任の教諭が気付きました。
荒らされた跡はなかったようですが、1〜5年の計5クラス分がなく、7日に警察に届け出ました。

また、カードの紛失を受けて同小は7日、普段は担任が各自保管している児童名や留意事項などを記入した「児童調査書」も回収して調査したところ、1年担任の教諭が1クラス分を紛失していたことが分かりました。
 同小は10日までに当該児童宅を訪問して謝罪。
森脇利夫校長は「管理場所や方法を改めて再発防止に努める」と話しているとのことです。
(毎日新聞 2月11日付け記事より抜粋)

保健室のロッカー、施錠をしていたかどうかも不明です。
施錠をしていたとしても盗むつもりの泥棒にとっては簡単にこじ開けられてしまいます。
児童のデータなんて・・と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、そういった個人情報を買取るような会社もあると聞きます。

又、以前、児童のデータを盗み、そのデータを元に、泥棒に入るターゲットを絞っている泥棒がいました。
盗まれた個人情報を悪用される可能性があるため、学校の防犯体制、管理体制をもっと見直すことが必要です。

職員室への入退出管理システム、夜間・休日の侵入警戒システムなど防犯システムが必要です。
職員室の机の引出しや金庫の現金、個人情報、パソコン、試験問題など過去にいろいろ盗難されている被害が多いことを踏まえ、きちんとした防犯対策をぜひ検討いただきたいと思います。

加盟企業専用ページはこちら