防犯ブログ
- 犯罪情勢
2008年02月14日
独断流:状況証拠 /宮城
2月11日14時2分配信 毎日新聞記事が面白いので紹介します(以下本文どおり)
仙台で今シーズン初の積雪となった夜。
仕事を終え、うわぁ車が埋もれてる、とげんなりして駐車場に向かうと、真っ白く平らな地面に幾筋かの足跡が続いていた。
跡が一つ、にわかに途切れているのはここで車に乗り込んだに違いない、などと考えて先を見ると、明らかに私の軽乗用車に向かう一筋の足跡が。
足跡は運転席ドア近くから車体に並行して、後部に回り込むように続いている。私の車はジープ型で、後部窓をのぞけば何が載っているかは全部見えてしまう。え、まさか車上狙いの物色?
以前にも一度、鍵穴をこじられシリンダーを壊されたことがある。電子鍵を総取っ換えして10万円近い出費となった嫌な記憶がよみがえった。――こんな大荒れの深夜に窃盗の下見? 足跡を残しながら?
さらにマイカーに近づくと、何者かはどうやら、後部窓の前で立ち止まり、そこで何度か足踏みして引き返したらしい。
何か細工した形跡はないか、と恐る恐る駐車場の塀とバンパーのすき間をのぞき込んだ。
積もった雪の中、一部分だけ、掘られたように地表がのぞいている。まるで水か湯が掛かったように。
……ん、水か湯!?
その「行為」に、男性に罪の意識は薄いとも聞くけれど、私の車をトイレ代わりにしなくても。
県内でもタクシーの禁煙化が検討されている。「ところかまわず」がマナー違反なのは喫煙だけではないはず。
転勤5カ所目の赴任地で半年。この街の規範意識は高いのか。まだ、判断しかねている。【藤田祐子】
雪の後、足跡がしっかり残ることがあります。
その足跡から、靴を特定し、犯人逮捕になるケースもあれば、雪で足跡などが全て消えてしまい捜査ができない場合もあります。
ハロゲンライトの光で暗闇の廊下に足跡がくっきりと浮かびあがるそうです。斜めから光をあてるのがコツといいます。浮かび上がった足跡を慎重に専用シートに映し取り、犯人を探す・・・そんな地道な作業を刑事さんはしているそうです。
冬の作業は特に厳しいと思います。
京都では昨日も雪が舞い散り、しばれるような寒さでした。
今宵も、北日本を中心に寒波という予報が出ていました。
今宵はバレンタインディ。お出かけされる方も多いと思いますが、防犯だけはきちんと行ってお出かけ下さい。
特に、ワンルームマンションなどは、夜照明の有無で、建物の外から無人かどうかが瞬時に判断できます。
ワンルームマンションばかりを狙う窃盗団もあるのです。特にオートロックのワンルームマンションが防犯意識が低いので狙われやすいとか。施錠忘れはもちろんのこと、お風呂場、トイレの窓の開けっ放しも絶対にやめるべきです。
ワンドアツーロックは最低限の防犯の常識。今一歩、防犯対策が必要だと認識下さい。
くれぐれも、楽しい日が窃盗被害に遭った日にならないように、ご注意。