防犯ブログ
- 犯罪情勢
2008年02月28日
お手柄警察犬リュウ! 事務所荒らしの男を割り出す。
香川で、警察犬リュウがお手柄を上げました。
26日午前3時過ぎ。同市内の建築会社事務所に男が侵入。
防犯システムが侵入者を検知し、警報装置が鳴る。
警察、さぬき署員が現場に駆けつけた。
署員は、男が現場から逃走し、その際目出し帽を落としたのも見た。
署員は、帽子に他のにおいが付かないようビニール袋に保管。警察犬リョウ(雌のシェパード、8歳)を出動させた。
リョウは午前4時半ごろ現場に到着。目出し帽をかいだ後、街灯のない暗闇の中、迷う様子もなく地面のにおいをたどった。
現場から約200メートル東で、停車中の軽乗用車をのぞき込むような仕草を見せたため、同署は車の所有者を割り出し、川越容疑者を任意同行、逮捕に至った。
当時は無風で、通行人が少ない時間帯だったことが好条件だったということですが、県警鑑識課は「日ごろの訓練の成果」と誇らしげだったそうです。
お疲れ様。警察犬リュウ。でも、そのお手柄は、防犯システムが侵入者を検知して警報装置が作動したからできたお手柄です。
影のお手柄は24時間見守りつづけている防犯システムですよね。
事務所荒らしの場合、
47.4%が「ガラス破り」。侵入経路としては、窓が34.8%、表出入り口が39.1%となっています。
窓と出入り口の強化が重要で、扉・窓開閉検知センサーや室内警戒用パッシブセンサーなどが24時間侵入者を検知します。異常発生時には携帯電話に画像通報。画像で何が起こっているのかを目で見て確認できますので早期対応が確実にできます。