防犯ブログ
- 侵入手口
2008年04月16日
中国の豚泥棒。動物泥棒。
所変われば人も週間も、泥棒の盗むものも変わります。
本日は北京オリンピックで揺れる中国の泥棒の盗むもの。
●農家の豚が狙われる。
陜西省蘭田県では約2週間前から農家の豚が盗まれる事件が相次いでおり、
養豚業者の中には夜間も警戒するため飼育小屋の脇にベッドを持ち込むものまで現れ始めた。(11日付で北京青年報)
背景として豚肉価格の高騰がある。
同県内の3つの村で盗まれた豚は計21匹に達した。現地では農作業に出かける際は必ず飼育小屋に見張りをたてるよう指導している他、パトロール隊も結成された。
●動物園から動物が盗まれ、展示は2種類に急減。貧乏で警備員雇えず。
雲南省昆明市の東川人民公園にある動物園は2004年ごろから泥棒が頻繁に侵入するようになり、現在では展示している動物はわずか2種類に急減している。(8日付で生活新報)
同動物園ではもともと、猿、クマ、ヘビ、クジャク、オウムなど約30種類が展示されていた。
動物園の動物は食べるために盗まれていたり、その肝を漢方の材料として販売するために盗まれていたりしているようです。
燃料窃盗団が国道に止めているトラック100台からガソリンを抜き取っていったり、北京では盗品を専門に販売しているコンビニが見付かりました。面積約10平方メートルの部屋には衣服類、バッグ、靴、食品など1000点あまりが、ところせましと並べられていたということです。
北京オリンピックでは、チベット問題、空気汚染問題、食材の安全問題に加えて、窃盗問題もあります。
スリやひったくりはもちろんのこと、窃盗にも注意が必要です。
まだまだ所得格差が日本と中国ではあります。そうしたことを意識して、北京に行かないと窃盗団のかもにされてしまいます。北京の地下鉄専門の窃盗団のニュースも先日出ていました。
スポーツ観戦時はもちろんのこと、地下鉄、レストラン、店舗でも注意しましょう。
海外旅行時の防犯対策