防犯ブログ
- 侵入手口
2008年05月01日
屋外に置かれている「こんなモノ」が盗まれる
数年前まで誰も見向きもしなかったようなモノが今は泥棒のターゲットになっています。
その一つの特徴が屋外に置かれているモノ。そして、金属。
●タイヤやカー用品
カー用品販売店や給油所などから自動車部品計約900点と現金を盗んだ四日市市の無職男(27)と(25)の2人。
調べでは、2人は昨年12月6日午前2時ごろ、津市河芸町上野のカー用品販売店「オートバックス河芸店」の店舗シャッターをこじ開け侵入、店舗内や駐車場の陳列棚にあったタイヤ136本(販売価格計319万円)を盗んだ疑いで昨年12月に逮捕された。
その後の調べで、06年11月以降、県内のカー用品店や給油所、飲食店などに侵入し計34件の盗みを繰り返し、タイヤやカーナビ、オイルなどの自動車部品計約900点(被害総額3325万円)と、現金計128万円を盗んでいたことが分かった。盗んだ品はインターネットオークションで販売し、約500万円の利益を得ていたという。(毎日新聞4月24日より抜粋)
●銅線
28日までに、山口市吉敷、無職女(58)と息子(31)の両容疑者を。17〜21日、同市の金属会社の敷地にあった銅線約50キロ(時価4万円相当)を盗んだ疑いで逮捕。(毎日新聞4月28日より抜粋)
●エアコンの取り外した室外機
28日、小倉北区常盤町2、廃品回収業男(53)を。同日午前4時40分ごろ、豊前市八屋の電気店倉庫前で、リサイクル業者に渡すために置かれていたエアコンの室外機(時価7500円相当)を盗んだ疑い。市内などでは今年に入り、室外機が盗まれる事件が3件続いており、パトカーが荷台に室外機5台を積んだ軽トラックを発見し、運転していた三浦容疑者に職務質問したところ容疑を認めたため逮捕した。(毎日新聞4月28日より抜粋)
こうした屋外に放置されている金属が盗まれる背景には、金属価格の高騰があると言われています。
チベット自治区問題で揺れる北京オリンピックの関係での建築ラッシュと言われていましたが、今は万博まで続くのではないかとも言われています。
いずれにしても、「金属が換金できる」ということが、ニュースなどで広く知られるようになり、泥棒の層が拡がっています。
素人の泥棒がまねをして金属などを盗むケースが増えているのです。
屋外に放置しているものを盗りに敷地内に入られると、そのまま建物内に入られたり、いたずらや放火などをされる・・といった被害も発生しています。
やはり、防犯 対策として外周警備で敷地内に入ってきた時点で、侵入者を威嚇撃退することが大切です。
又、FOMA携帯電話で動画映像で状況を確認する方法も非常に便利で安心と好評です。
[見える防犯」で、ゴールデンウィーク中、どこに遊びに行っても異常発生時にはすぐに状況が把握でき対応でき安心・・という本当の意味での安心対策をお進めします。