防犯ブログ
- 侵入手口
2008年06月04日
茨城の女性会社役員宅で貴金属盗難1億円!
茨城県の個人宅から1億円相当の貴金属が盗まれるという事件が発生しました。
個人で1億円所有という金額の多さにも驚かされますが、防犯対策として金庫に保管していながら盗まれたということにも驚きます。
<6月3日11時46分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『2日午後4時50分ごろ、茨城県守谷市松ケ丘1の会社役員の女性(64)から「金庫が壊されている」と110番があった。
県警取手署が調べたところ、1階寝室の三つの金庫から現金約105万円と指輪、ネックレスなど数十点がなくなっていた。女性は指輪などの被害総額は1億円を超えると説明しているといい、同署が窃盗事件として捜査している。
調べでは、女性は長女(37)と次女(34)の3人暮らし。同日午前7時40分ごろから、それぞれ仕事で留守にしていた。
1階東側の窓がバールのようなもので破られていた。女性の話では、1000万円近いブラックオパールの指輪もあったという。』
最近、手提げ金庫・重量耐火金庫が次々と破られる事件が発生しています。
金庫だけでは防犯対策として意味がない?と感じてしまうほどの頻度です。
単純な防犯対策として、高額な貴金属類は自宅の金庫に保管するのではなく、銀行等の貸し金庫を利用するなどすべきです。
1億円の金品を所有していて、防犯対策が金庫だけというのはあまりにも無防備すぎます。
自宅の防犯対策として、鍵・扉・ガラス自体を強化する、防犯センサーをつける、監視カメラを設置するなど、侵入者に対し防犯対策を行っていることをアピールし、侵入対象から外させることが重要です。