防犯ブログ

  • 侵入手口
2008年06月06日 セキセイインコ 売ってくれないから盗んだインコ愛好家

インコ愛好家が飼育した希少なセキセイインコ6羽を盗んだ男が逮捕されました。
「売ってくれ」と頼んだのに売ってくれなかったから盗んだというのが犯行の動機のようです。

盗みを行う動機としては、「生活のため」と「個人的欲求のため」という2つに大きく分類されます。
今回の事件は、「個人的欲求」に基づいた犯行ですが、こちらの泥棒に対する防犯対策というのは難しいでしょう。
捕まる・見られるというリスクよりも、個人的な趣味や欲望が大きく優っている訳ですから、
余程の防犯対策がされていない限り犯行を諦めることはないでしょう。

ただ実際は「生活のため」に行う盗みがほとんどでしょう。
こちらは、防犯システムや監視カメラシステムの設置、こじ開けにくい扉や鍵が設置されていれば「犯罪への抑止力」として効果的に働き、犯行を未然に防ぐことも可能です。

<6月5日15時39分配信 毎日新聞より一部抜粋>

『愛好家が飼育する希少なセキセイインコを盗んだとして、高知署は4日、高知市南はりまや町1、飲食店経営の男(46)を住居侵入と窃盗の疑いで逮捕した。

調べでは、尾崎容疑者は4月26日午後10時ごろから27日午前9時半ごろまでの間、同市の60代会社役員方の物置に侵入し、大型のセキセイインコ6羽(全長約20センチ、計130万円相当)を盗んだ疑い。物置は飼育小屋を兼ねており、事件当時は無施錠だった。

同署によると、尾崎容疑者は事件の数日前、役員方を訪れ「インコを売ってくれ」と頼んだが、断られたという。役員は趣味で80羽のインコを飼育。尾崎容疑者もインコの愛好家で、自宅で20羽を飼育していた。』

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