防犯ブログ
- 泥棒小話
2008年07月22日
知らぬは本人ばかり
最近は殺伐とした事件が多く、ニュースを見ていても気が滅入りますね。
私たちも皆様へ防犯 対策や情報をお伝えするため日々ニュースチェックをしていますが、本当に最近は国内国外でも嫌なニュースばかりで暗い気分になります。
そこで今日は「誰かに伝えたい!」と個人的に思った事件をご紹介したいと思います。
アメリカはテキサスで起こった、まるで映画かドラマのような?事件です。
“金曜日の夜、その女性がピザショップで働いていたところ、突然1人の強盗が店に押し入ってきた。その強盗はなんと彼女の父親で、さらに逃走の手助けをした共犯者は彼女の夫と母だった…。彼女はこの強盗計画について「何も知らなかった」と話しており、警察はこの女性を何の罪にも問わないと発表している。
他の男性店員が犯人を殴り倒し、変装のため着用していたカツラとサングラスを奪い取ったところ…彼女はそれが自分の父親であることに気付き、驚愕したという。“お父さん”は店を飛び出した後、彼女の夫が運転するピックアップトラックで逃走。また、その助手席には母親も乗っていた。
犯行グループは後に全員逮捕されたが、彼女の夫は「妻は何も知らなかったのです。私も最初はコンビニから金を奪う計画だと思っていたのですが、そうではありませんでした」と警察に供述している。”
[7月18日 AP通信より]
強盗に遭うだけでもかなりのショックですが、変装の“中身”が父親であったうえに、母親と自分の夫が共犯であったという事は通常だと考えられないですよね。この女性の受けたショックは計り知れないものでしょう。
よりによって、肉親の働く店へ強盗に入らなくても…