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2008年07月28日 自販機に花火で放火、釣り銭を盗んで逮捕

自動販売機は外国人からすると「道端に貯金箱が置いてある」と驚かれるようです。
確かに自動販売機には商品と現金が入っており、一説によると国内に設置されている数は550万台、合計の売り上げは兆の単位にまで達するそうです。
「安定収入」の見込める自動販売機を狙う犯罪は多く、金を盗む為に放火や破壊などの被害に遭っていますが今回はなんと、自動販売機に花火を突っ込んで放火し、誤作動させるという手口が見つかりました。

“自動販売機に火の付いた花火を入れ、釣り銭を盗んだとして、警視庁東京空港署は27日、窃盗容疑で東京都大田区に住む16歳と17歳の高校2年の少年2人を逮捕した。容疑を認めているという。
 別の場所でも、自販機1台が燃やされたといい、同署は器物損壊容疑でも追及する。
 調べによると、2人は26日午後4時半ごろ、同区羽田空港の駐車場に設置されていた清涼飲料水の自販機に、火の付いた花火を入れて誤作動させ釣り銭用の現金約3000円を盗んだ疑い。” 
【7月27日 時事通信より抜粋】

花火で自動販売機を誤動作させるとは、考えもしない手口です。
自動販売機のある場所が死角にならないよう防犯灯をつける、監視カメラを設置する、振動検知センサー・アラームを設置するなどといった対策をすることが大切です。
また、自動販売機の中にある、釣銭以外の現金をこまめに回収することも必要です。
同時に、自動販売機や設置場所などに落書きがないかなどにも注意し、「常に気にかけている」ということを犯罪者にアピールすることが重要です。

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