防犯ブログ
- 防犯カメラ
2008年07月29日
駅にはたくさんの防犯カメラがありますが
昨日、JR平塚駅で刃物を振り回し、通行人の男性を次々と切りつけた事件が発生しました。
(読売新聞より 7/28)
通行人6人がけがを負った模様です。
女はすぐに、通行人の大学生に取り押さえられ、平塚署員に傷害の疑いで現行犯逮捕されました。
容疑者は「父親を殺したいと思ったが、それもできず、人を道連れにして死のうと思った」と供述。
ナイフはカギと一緒にキーホルダーに付けて持ち歩いていたとのことです。
<最近の駅での殺傷事件>
7月22日には、八王子駅で殺傷事件。
6月22日には 大阪駅で殺傷事件。
JR大阪駅の大阪環状線ホームで22日、
女性3人が相次いで刃物のようなもので左腕を切りつけられた事件。
ここ数か月、駅での殺傷事件が多発しています。
駅には通常多数の防犯カメラが設置しています。
多いところでは、10メートル間隔で設置しているところもあります。
おそらく、JR大阪駅や八王子駅、JR平塚駅でも多数の防犯カメラた設置されていることと思います。
しかし、殺傷事件等の犯罪が発生してしまいました。
確かに、防犯カメラは犯罪抑止効果があります。
防犯カメラがあるとわかっていても、犯罪を行うモノも多数います。
犯行をおこす理由のひとつは、防犯カメラには死角があることです。
犯罪を企てようとするモノは、カメラで映らないところを確認しています。
混雑しているときに犯行を行うのもその要因です。
もし、誰もいない駅であれば犯行現場はすぐにとらえられてしますます。
しかし、混雑した駅であれば、防犯カメラでとらえにくくなります。
だれが、いつ犯行をおこなったのか、録画映像を確認してもすぐには判断できません。
防犯カメラに限らず、人間の目にも死角があります。
混雑したところでは、誰が何をしているのかを、こと細かく見ることはできません。
犯罪を企てようとするモノはできる限り見つからないような行動をおこします。
防犯カメラの映像の死角を極力なくすためには、上部(天井等)に防犯カメラを取り付け、
極力死角が無くならないようにする方法があります。
上から防犯カメラが見ているということを、駅構内の人にお知らせすることも、防犯効果が高まります。
犯罪を企てようとするモノに対して、「この駅はやばい」と思わせることが大切です。
まず、防犯カメラの存在を知らしめることが非常に重要です。
駅での殺傷事件、他の駅でも被害が拡大しなうように、早期対応が必要です。
被害にあってから対応するのではなく、被害が発生する可能性が高いという取り組む必要があります。
極端に言えば、「事件は必ず発生する。」という取り組みが必要です。