防犯ブログ
- 侵入手口
2008年08月01日
5県にまたがる広域泥棒。200件の空き巣。
結城市内で空き巣が多発したため、茨城県警結城署が深夜の警戒を強化していた矢先の5月22午前4時45分ごろ、盗んだ自転車に乗って市内を“物色中”の男(69)を発見。
職務質問したところ、自転車ドロを自供。
ところが、逮捕後の供述をもとに裏付け捜査を進めたところ“広域ドロ”が明らかになりました。
約7年間にわたって県内や栃木、千葉、埼玉、福島の5県にまたがり、約200件の空き巣を繰り返していたことが29日、分かりました。被害額は約1300万円にのぼるとみられます。
調べでは平成13年7月ごろから電車で関東各県を移動、住宅や事務所などに忍び込んでは現金を中心に盗みを繰り返していました。男は窃盗で逮捕され、今年3月に刑務所から出所。
都内のサウナなどで寝泊まりしていましたが、4月ごろから“泥棒家業”を再開していたとのことです。
(7月30日産経新聞より引用)
自転車で「下見」をしていたところを、職務質問。警察官の勘だと思います。
この泥棒のように必ず「下見」をします。
日常の散歩中や、買い物中にも、どの店舗、どの建物にどんな防犯 装置や防犯 カメラが設置されているか、防犯 意識が高いか・・といったことを確認しています。「無意識の下見」なんです。
そうした中で、「ここは防犯意識が高いので辞めよう」という気持ちにさせる。
それがもっとも効果的な防犯 対策です。
対象にされないのですから、被害には遭わない。安心ということです。
そうした、犯罪者の心理をうまく「見せる防犯」で行うことをセキュリティハウスは考えて実施しています。