防犯ブログ
- 侵入手口
2008年08月07日
250件の窃盗。自動車盗、事務所荒らしの窃盗団
自動車盗や事務所荒らしを繰り返したとして、埼玉県警捜査3課と草加署が窃盗グループ14人を逮捕していたことが5日分かりました。1都7県で約250件の犯行を重ね、被害総額は約2億円に上るということです。
窃盗などの疑いで逮捕されたのは、いずれも無職で住所不定、20〜40代の男14人。
14人は埼玉県東部を中心に活動する暴力団の組員らで、盗んだ車やカー用品を売り払い、遊興費のほか覚醒(かくせい)剤購入費や上納金などに充てていました。
調べでは、昨年10月4日未明、群馬県高崎市の衣料店に侵入し、ノートパソコンや衣類など約370点(約140万円相当)を盗んだ疑い。容疑を認めているということです。
(8月6日 産経新聞より一部抜粋)
暴力団員が窃盗団に加わることは多く、外国人窃盗団の中にも「情報屋」として加わり、どんなところにいつ金が集まるかなどの情報を提供しているようです。ずいぶん前に警視庁刑事の方にお聞きした話では、そうした情報屋の手取りは2割から3割だったのが5割から6割に増えたということでした。今どのくらいなのかは不明ですが、実行犯に対しかなりの割合を情報屋が受け取っている構図は変わっていないのではないかと推測します。
今回は暴力団員が窃盗団メンバーで、法律改正され資金繰りに苦しむ暴力団員が窃盗に手を染めて資金を集めているということだと考えます。
こうした窃盗団はいわゆる昔かたぎの単独犯の「こそ泥」とは大きく変わります。
人を殺める、怪我をさせる・・というったことに対し抵抗感を持っていません。
従って、その犯行途中に偶然出くわすことは、大きな悲劇をもたらすことになります。
防犯 対策としては「狙わせないこと」。
防犯 意識を持ち、防犯 対策として防犯 システムや防犯 カメラを設置し、音と光で現場威嚇。建物内に入らせる前に犯行をあきらめさせ継続させないということが重要です。