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2008年08月12日 防犯システムの考え方

防犯システムの設置を考える場合に必要なことはどのようなことなのでしょうか?
その点について考えてみたいと思います。

現在の防犯設備として一番に考えられるシステムとしては「防犯カメラシステム」ではないでしょうか?
「防犯カメラシステム」は現在の防犯設備としては、「目で確認することができる。」
「確認してすぐに対処ができる。」などのメリットがあって、殆どの防犯監視現場で使用されている
「防犯 システムのスター」ではないでしょうか?

実際の犯罪現場でも活用されて、犯人逮捕にも貢献していると思います。
しかし、「防犯カメラシステム」さえ設置すれば、防犯は大丈夫だと思われることは非常に危険な考えだと思います。

確かに「防犯カメラシステム」はよいシステムですが、犯人に対する威嚇効果は、
防犯カメラが設置されており監視されているという効果しかありません。

また、犯人を映し出して別途記録装置に映像を記録しても、不在時や防犯カメラを画面確認していない状態であれば、事後確認しかできません。
犯罪が発生した段階で少なくても犯人に対して威嚇ができないことには、防犯効果は期待できないのではないでしょうか?

そこで私たちが推奨しているのが、「防犯カメラシステム」にプラスした「侵入警戒システム」なのです。

何故2システムの導入を推奨するのかというと、それぞれの防犯システムのメリット・デメリットをお互いで打ち消すことができるような、より良い防犯システムでないと、現在の侵入盗などの犯罪行為には太刀打ちできない状況になってきています。それだけ日本の犯罪は昔に比べて凶悪化になってきています。
今までのように防犯カメラに写されてしまったら捕まってしまうなどと思わない犯罪者が増えてきています。
このような状況の中では、「侵入されない」「侵入させない」という「侵入警戒システム」と「犯人の行動を映し出す」「映像を記録して証拠を残す」ことを目的とした「防犯カメラシステム」の両システムを検討する必要があります。

犯罪は予期せぬ時に発生します。事前に対策を行うことが大切になってきます。
一度皆様も考えていただきたいと思います。

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