防犯ブログ
- 犯罪手口
2008年08月28日
自転車盗難も紛れもなく窃盗罪
自転車盗と聞くと、あまり重要な犯罪という印象をありません。
いたずらの延長という印象すらあります。
しかし、その他の盗難となんら変わりがありません。
その防犯 対策は、「二重ロック」という簡単な方法で、多くの犯行を防ぐことができます。
泥棒は犯行を行う際、自転車を探します。その時、二重ロックとなっている自転車とそうでない自転車どちらを選ぶでしょう。
当然、そうでない自転車を盗みます。
手間がかかりませんし、犯行時間の短縮となります。
これを家や事務所に置き換えてみると、防犯システムや防犯カメラの設置の有無で、泥棒の犯行対象となるかどうかが決まるということがよく分かると思います。
<8月27日7時6分配信 西日本新聞より一部抜粋>
『同署など県内の大規模5署のうち自転車盗難が増加傾向にあるのは同署、日向署、延岡署で、宮崎北署、宮崎南署は減少。都城署の増加は突出しており、同署は6月から毎月26日を「二重ロックの日」として、自転車盗難防止キャンペーンを行っている。
288件のうち171件は高校生が被害者。盗まれた場所は駅、学校内、大型商業施設が多い。4割が無施錠で、二重ロックをした自転車の被害は発生していないという。
同署の橋本啓司生活安全課長は「自転車盗は罪の意識を持たず、軽い気持ちで行っていることが多いが、紛れもない窃盗罪。また、盗まれないためには自転車から短時間離れるときも鍵をかけ、二重ロックを励行してもらいたい」と話している。』